この度、株式会社REAは冨士第一交通有限会社（長門市）とクラウド型AI乗合配車システムを活用して、長門市湯本地区でデマンド交通の運行を開始しました。利用者の送迎順やルート作成などはAIによりすべて自動で行われ、利用者をご自宅から市街地まで乗合タクシーで送迎します。
　ご自宅と長門市の主要な病院や施設、駅などを直接結ぶことで地域住民の生活を便利にするだけでなく、利用者の送迎順やルート作成を全て自動化することで、コールセンターの配車業務の大幅な効率化を実現します。

　さらにこの事業はクラウド型AI乗合配車システムを活用したことにより、国土交通省による『日本版MaaSの実現に向けた取り組みへの支援』事業として全国で選ばれた５４の事業のうちの一つに選定されました。
　今回の支援事業は、混雑を回避した移動や、パーソナルな移動など、with/afterコロナにおける新たなニーズにも対応したMaaSを推進するため、MaaSの実現に必要となる基盤整備や、法改正で新設された計画認定・協議会制度の活用等について支援することを目的とし、その中の新型輸送サービス導入支援事業のAIオンデマンド交通に関する事業として採択されました。